不倫慰謝料の最新情報
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1 不倫慰謝料の条件
不倫慰謝料請求をすることができる一般的な条件は次のとおりです。
(1) 不倫があったこと
(2) 不倫当時、配偶者がいることを認識していたこと
(3) 不倫よりも前に夫婦関係が破綻していなかったこと
(4) 消滅時効が経過していないこと




2 慰謝料の相場
裁判例からみる不倫慰謝料の相場は100~300万円と言われています。
事案によって、この金額よりも低くなる場合も高くなる場合もあります。
慰謝料金額を決める上での考慮要素としては、
不倫に至る経緯
不倫期間
不貞の認識の程度
不倫態様
不倫の頻度
不倫解消の約束の有無
不倫による妊娠出産の有無
婚姻期間
不倫当時の婚姻関係
被害者側の落ち度
精神的苦痛の具体的事情
不倫後の別居又は離婚の有無
加害者の地位や資力
謝罪の有無
交渉経緯
応訴態度
などが挙げられています。
不倫が発覚したことにより、その後、離婚するに至ったか否かは特に重要な考慮要素です。
事案によって、この金額よりも低くなる場合も高くなる場合もあります。
慰謝料金額を決める上での考慮要素としては、
















不倫が発覚したことにより、その後、離婚するに至ったか否かは特に重要な考慮要素です。
3 不倫慰謝料案件でよく登場する証拠
不倫慰謝料案件でよく登場する証拠として次のものが挙げられます。
不倫慰謝料請求のためにこれらすべてが必要というわけではありません。
①不倫配偶者又は不倫相手が直筆で書いて署名押印した不倫を認める旨の書面
①不倫配偶者又は不倫相手が不倫を認めた発言の録音
②不倫配偶者と不倫相手が肉体関係を結んだことがわかる写真やメール等(の写し)
③不倫配偶者と不倫相手が2人で行ったことがわかる旅行やホテル、食事の際の領収書やレシート等(の写し)
④不倫配偶者の不審な行動を記載した日記
不倫慰謝料請求のためにこれらすべてが必要というわけではありません。





4 興信所・探偵について
相談者によっては不倫慰謝料の証拠を収集するために興信所や探偵に依頼する方がおられます。
興信所や探偵に依頼する場合には、写真付き報告書など結果を書面でもらえるか必ず確認して下さい。
また、費用が明確で、不当に高額な前払いを求めないところが望ましいです。
高額な費用を支払って興信所や探偵に依頼したにもかかわらず、証拠になりそうな書面や写真が何ももらえなかったという相談者の方もいらっしゃいましたので注意しましょう。
なお、現在の裁判例では、興信所・探偵に依頼して得た資料も証拠として認められます。
また、金額は限定的ですが、被害者が興信所・探偵へ支払った費用についても加害者側に請求できるとする裁判例もあります。
興信所や探偵に依頼する場合には、写真付き報告書など結果を書面でもらえるか必ず確認して下さい。
また、費用が明確で、不当に高額な前払いを求めないところが望ましいです。
高額な費用を支払って興信所や探偵に依頼したにもかかわらず、証拠になりそうな書面や写真が何ももらえなかったという相談者の方もいらっしゃいましたので注意しましょう。
なお、現在の裁判例では、興信所・探偵に依頼して得た資料も証拠として認められます。
また、金額は限定的ですが、被害者が興信所・探偵へ支払った費用についても加害者側に請求できるとする裁判例もあります。
5 弁護士費用の回収について
不倫慰謝料請求の裁判を提起した場合、慰謝料が認められるならば弁護士費用も回収することができます。
裁判例によれば、回収できる弁護士費用は裁判所が認めた慰謝料金額の10%程度とされています。
裁判例によれば、回収できる弁護士費用は裁判所が認めた慰謝料金額の10%程度とされています。

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